ここから本文です

AIDA データアナリティクスシステム Ai CARE

製品紹介

お客様のさらなるDX化をサポートするため、アイダは従来の「機械情報管理システムAi CARE」を大きく進化させ、新たに「AIDA データアナリティクスシステムAi CARE」としてサービスを開始いたします。
モノがつながるIoTから、つなげた結果を活かす技術へ。
成形システムビルダならではの実績と知見を盛り込んだ、一歩先をいくシステムの誕生です。

「AIDA データアナリティクスシステム」とは

問題解決方法がわかる、意思決定の判断につかえる、システムです。

「AIDA データアナリティクスシステムAi CARE」の最大の特長は、クラウド上に蓄積されたデータを「見える化」するだけでなく、アイダが長年にわたり蓄積したノウハウと最新のAI技術によって、それらのデータの「分析」を行うことです。
分析した結果、浮かび上がってきた意味のあるパターンやトレンドは、わかりやすく視覚化・言語化された情報として提供されます。こうしたサポートがあれば、熟練者でなくても最短距離で適切なアクションを選択することが可能になるでしょう。
「AIDA データアナリティクスシステムAi CARE」がご提供するのは、アウトプットとしての数値データではなく、次にとるべき行動がみえる情報なのです。

Ai CARE AIDA Data Analytics System

「AIDA データアナリティクスシステム Ai CARE」のしくみ

プレス機械や周辺装置に取り付けられたセンサーからリアルタイムで収集された各種データは、インターネット回線を利用してアイダ専用クラウドサーバーに伝送され一元的に管理されます。蓄積されたデータは、AIDAデータアナリティクスシステムのAIなどの機能を持った各種アプリケーションを介して分析・診断され、ビジネスの意思決定につかえる情報としてご提供いたします。ご利用期間中は、アイダにより定期的にアプリがアップデートされ、お客様は常に最新のアプリ・最新の機能をご利用いただけます。

基本情報

従来からのAi CARE機能です。機械情報を総合的に管理します。

成形品質情報

プレス機械の1ショット単位で荷重がどのように変化したのか、3Dモデルで容易に確認できます。
荷重データのほか、機械各部の振動波形や圧力波形も表示可能です。成形品質の確認や管理を行うことができます。

機械稼働情報①

メインモーター通電時間や稼働時間、SPM設定値や生産数、金型交換時間などを表示し、異常時にはメールでお知らせします。どの装置でどのような異常が多く発生したかを容易に把握できるため、稼働率を向上させるための改善を行うことができます。

異常発生ランキング(発生回数が多い順)

機械稼働情報②

製品毎の異常発生回数の表示も可能です。
期間を指定すると、その期間にどの金型で異常が頻発しているかをランキング形式でみることができます。

異常発生ランキング(製品毎)

機械稼働情報③

日々の稼働率を表示します。
“生産数”、“稼働開始/終了時間”、“トータル稼働時間”、
“SPH※”などの情報は出力可能なため簡易的な日報としても使用することができ、オペレータの日々の作業負荷軽減にもつながります。

  • 1時間の間、何のトラブルもなく生産できた際の出来高のこと
装置の稼働情報

保全情報

登録された部品リストと各部品の残り寿命時間が表示されます。
計画的な保守・メンテナンスが可能となりダウンタイムを削減することができ、部品交換・点検時期のメール通知する機能もあります。

部品リスト

分析情報

新開発のAi CARE機能です。最新の分析システム・AI技術によって、意思決定に使える情報を提供します。

荷重監視アプリ

プレスの荷重波形から荷重作用点を算出し、1サイクル毎に可視化します。
平常時のデータの集団から外れているものが一目でわかるため、タイムリーに金型のメンテナンスを行う事が可能です。

金型寿命監視アプリ

金型に関連したデータを分析し、金型のコンディションを常に監視します。また、金型寿命の予測も行うことができるため、タイムリーに金型のメンテナンスを行う事が可能です。

AI 故障予兆検知アプリ(健全モニター)

AIが事前に学習した正常運転時モデルをもとに予測値と実測値の誤差を監視します。
人間では気付きにくい微細な変化についても検知することができるため、早期に故障の予兆を捉えることが可能です。

生成AIエージェント(Ai CARE Chat)

操作方法や復旧方法、加工方法などのご質問に、アイダが蓄積したノウハウに基づいて、生成AIが回答します。
知りたい情報を迅速に得ることができます。

  • 自動収集されたお客様の大切な機械情報は、AIDA専用クラウドサーバーにより責任を持って保護します。
  • 各種情報は、遠隔でもパソコンやタブレットPCで閲覧可能です。
  • サブスクリプション契約を結んだ場合は、自動でバージョンアップしたアプリケーションが追加され、常に新しい機能が使用できます。
  • 導入にあたっては、アイダのデータサイエンティストが貴社の業態に最適なサポートをおこなうサービスもございます。(有料)

その他のDX

リアルモニターシステム『AIDA SCADA』

3Dモデル上で、異常発生部分がハイライト表示されるため、外観からは把握できない部位でも特定できます。
ハイライト部分をクリックすると、異常内容と、復旧方法に関するマニュアルが表示されるため、正確で速やかな点検が可能です。

顔認証システム

操作盤のモニタに顔を近づけると、即座に記録済の画像データと照合し、一致すれば操作が可能となります。
「なりすまし」を防ぎ、顔認証登録された人以外による誤操作を防ぎます。

アイダデジタルモーションシステム『ADMS』

トランスファープレスのスライドが搬送装置と干渉しないモーションをオフラインシミュレーションし、自動演算します。
現場での調整作業を削減でき、速やかな生産開始が可能になるほか、無駄のない最適モーションを設定できるため、生産性が大きく向上します。

アイダバーチャルラインシステム『AVLS』

タンデムラインの装置間の位相関係の確認や干渉をオフラインシミュレーションするシステムです。
現場での調整作業を削減でき、速やかな生産開始が可能になるほか、無駄のない最適モーションを設定できるため、生産性が大きく向上します。

お問い合わせ

製品の詳細やご質問については、弊社営業担当までお問い合わせください。